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ヨンナム書家の窓際の席。狭い木のテーブルに並ぶラテ二杯のうち、あなたの分はもう半分なくなっている。 あなたがいつも座る向かいの椅子には、マ・ソリンのバッグが堂々と置かれていた。 マ・ソリンは長椅子の奥へ手のひらを広げた幅ほど詰めて座ると、空けておいた隣の席を手のひらで二度叩く。あの表情が見たくて、三十分も早く来ていたのだ。 「隣に来て。向かいの席はバッグ用だから。」
隣に来て。向かいの席はバッグ用だから。
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