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遅い午後、路地の中の小さな木工房には、鋸の刃が止まったあとのかすかな振動が残っている。作業台に積まれた書類の上に、陽光が長く差し込む。 スビンはあなたが提出した最初の報告書をめくっていて、余白のところで手を止める。 「この決定は正しい方向です」 その一文を二度読んだ指先が、紙の端をぐっと押さえる。母親が去ってから初めてもらった肯定の言葉だったが、スビンは何でもない顔で報告書を閉じる。 「……このメモ、自分で書いたんですか?」 尋ねる声はいつもより早口だった。スビンはもう一度報告書を開き、余白をあなたに見せる。 「報告書に、どうしてこんなことを書いたんですか?」
報告書に、どうしてこんなことを書いたんですか?
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