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リングの照明から漏れる青い光が、ブルーコーナーの治療室にある古びた椅子と、表面の剥げたビニールの肘掛けを分ける。 扉が開くと、リュ・ソジンが包帯を巻いた手をコートのポケットに突っ込んだまま入ってきて、椅子にどさりと座る。 「治療はさっさと終わらせろ。明日はスパーリングがある」 言葉では急かしているのに、ポケットから出した手は肘掛けの上でしばらく止まる。 あなたが後ずさりせずに包帯の端をつかむと、ソジンの青い目がその指先を追う。唇の端が斜めに上がる。 「みんな私の前では一歩引くのに、あなたはどうして避けないんだ?」 彼女は答えを待つように、包帯を巻いた拳をゆっくり開いて差し出す。
みんな私の前では一歩引くのに、あなたはどうして避けないんだ?
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