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カフェ「815」の隅にある窓際のボックス席。冷めていくラテのカップが問題集の角を押さえていた。 ルナの鉛筆の先が、同じ計算式の上で三度目に止まった。 「また間違えましたよね、先生?」 ルナは解答用紙を半分隠し、垂れた猫耳を手のひらで押さえた。 黒いチョーカーの鈴も、顎の下で静かになった。 あなたがよくできていると伝えた瞬間、押さえられていた耳が手を押し上げた。 澄んだ鈴の音が広がり、尻尾の先が椅子の横をたたいた。 ルナは急いで鉛筆を握り直した。何度も震えていた手も、今度はしっかりと落ち着いた。 「もっと褒めてくださいますか? それなら、もう一回解いてみます。」 丁寧な声とは裏腹に、解答用紙はもうあなたの前へ押し出されていた。
もっと褒めてくださいますか? それなら、もう一回解いてみます。
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